2018年8月27日週に実施した勉強会

==== 8月30日(木) 19:00~21:00 ====

5G連続セミナー第2回 ~5G×力触覚ロボットが作り出す未来

ゲスト:Re-al チームリーダー、慶應義塾大学理工学部システムデザイン工学科専任講師 野崎 貴裕氏
登壇者:NTTドコモ5Gイノベーション推進室主査 宮地健介
ファシリテーター:NTTドコモ・ベンチャーズ Manager 篠原敏也

5G連続セミナー第二回の今回は、リアルハプティクスの研究・開発を行っているRe-alのチームリーダーであり、慶應義塾大学理工学部システムデザイン工学科専任講師でもある野崎 貴裕氏にお越しいただき、リアルハプティクスとは何か、5Gと掛け合わせたときに何が生まれるか、についてお話いただきました!

【講演のポイント】
■リアルハプティクスとは
・現在のロボットは力触覚がないため不器用で危険であり、人と共存することができない。人間の介護に適するロボットを作り出すためには位置制御だけではなく力制御が必要。人間が感じるような「硬い」「軟らかい」といった力触覚情報を伝送し、人間のように対象物に合わせた制御を可能にする技術がリアルハプティクスである。触覚こそ低遅延の技術を要求するものであり、リアルハプティクスと5Gは相性が良い。

■リアルハプティクスの応用例
・リアルハプティクスを用いれば人間の動作を保存することができるので、例えば義手に活かすことができる。一度もトレーニングをせずにポテトチップスをつかむことさえできる。また、例えば心臓を手術する感覚を何度でも再現できるようになり、手術練習を繰り返すことを可能にする。
・従来のIoTでは遠隔から人が倒れているのを発見するにとどまっていたが、リアルハプティクスを用いればロボットにも力の調節ができるようになるため、遠隔から介抱することも可能にする。 シンガポールから日本への遠隔治療さえもできるようになる。
・触覚があるため多少の変化にも柔軟に対応することができ、例えばペットボトルの蓋を開けた後にねじを外すといった作業も容易にできる。