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  • 2019.11.6
    報道発表資料

    株式会社NTTドコモ・ベンチャーズ

    Metawaveへの出資について

     株式会社NTTドコモ・ベンチャーズ(本社:東京都港区、代表取締役社長:稲川尚之、以下NDV)は、同社が運用するファンドを通じて、独自のアナログアンテナ技術をベースに5Gエリアの拡張や自動運転等で使われるレーダーの高性能化を行う5G、レーダープラットフォームを開発するMetawave Corporation(本社:米国カリフォルニア州パロアルト、CEO:Maha Achour、以下、Metawave社)に出資を行いました。

     第5世代移動通信システムである「5G」においては、従来通信システムより周波数が高く、波長が短いミリ波と呼ばれる電波※1が利用されます。ミリ波を利用することでさらに高速・大容量の通信が可能になる一方、電波の直進性が高いため基地局アンテナの見通し外エリア構築が難しい、といった特徴もあります。見通し外エリア構築に関しては、従来技術として金属反射板がありましたが、反射波の角度のコントロールには電波の入射角の向きを踏まえて金属板の設置をする必要があるため、街中への設置が難しく、郊外における特定の用途に限定されていました。

     Metawave社は、5Gプラットフォームの一環として、波長に対して非常に小さな構造体を適切に配置することにより反射波の方向とビーム幅を制御できるメタストラクチャーアンテナ技術を開発しています。本技術を活用した反射板は、従来技術に比較して柔軟に反射波の方向を制御することが可能です。NTTドコモは、2018年11月29日(木曜)に28GHz帯5G実験装置とMetawave社の反射板を用いた5Gエリア拡大の実証実験に成功しています※2。

     また、Metawave社のレーダープラットフォームは、従来のレーダーより長い検知距離、高解像度、低遅延の電波の制御を実現しようとしています。本技術は、自動車業界などを中心とした、障害物など周辺状況の把握に利用されるレーダに活用される可能性があり、5Gに加えてレーダー市場の伸びと共に、Metawave社のより一層の成長が期待できます。本出資によって、Metawave社のビジネス成長に協力していくとともに、引き続き5Gミリ波エリアの効率的かつ柔軟なエリア構築手法の確立支援に向けて取り組んでまいります。

    ※1 総務省より商用免許を付与された5G無線局の周波数は以下のリリースにてご確認頂けます。
       https://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/2019/07/31_01.html
    ※2 実証実験の詳細は以下のリリースにてご確認頂けます。
       https://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/2018/12/03_00.html

    ※掲載されている社名、商品名は、各社の商標または登録商標です。

    本件に関するお問い合わせ先

    株式会社NTTドコモ・ベンチャーズ
    TEL:050-9012-1900