NTTドコモ・ベンチャーズからValidic, Inc.へ出資 | 株式会社NTTドコモ・ベンチャーズ

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2018.8.3
出資

株式会社NTTドコモ・ベンチャーズ

NTTドコモ・ベンチャーズからValidic, Inc.へ出資 NTTドコモとValidicが「dヘルスケア」アプリにおいて業務提携

株式会社NTTドコモ・ベンチャーズ(本社:東京都港区、代表取締役社長:稲川尚之、以下 NDV)は、マルチデバイスに対応したヘルスケアデータプラットフォームを提供するValidic, Inc. (本社:米国ノースカロライナ州ダーラム、CEO:Drew Schiller、以下 Validic)に、同社の運用するファンドを通じて2018年7月に出資いたしました。

・出資の背景
健康意識の向上に伴い、ウェアラブルデバイスやデジタルヘルス機器の利用が増えています。また、医療の分野では遠隔医療や治験被験者の健康状態をモニタリングするシステムが増えつつあります。多様なデバイスのデータを活用するために、各デバイスをシステムに接続し、データフォーマットの一元管理を行わなくてはならず、ITベンダーや医療機関ではシステム開発への稼働負担が問題となってきます。
Validicはウェアラブルデバイスやアプリケーションなどからデータ収集を行うデジタルヘルスプラットフォームを提供しています。体重計や歩数計、血圧計などの健康機器から、血糖値測定などの臨床デバイスまで350以上のデバイスのデータに対応しており、医療機関や保険会社、製薬会社などで利用されています。API提供により顧客システムとValidicのプラットフォームを容易に接続することができるようになり、開発コストを抑えながら多くのヘルスデータを取り込むことが可能となります。また、Validicは医療遠隔モニタリング向けにデータ可視化・分析機能を加えた新たなソリューションを開発し、付加価値の高いサービスを提供することで、更なる事業拡大をめざします。
株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)は2018年5月15日より「dヘルスケア®」アプリを提供していますが、Validicが提供するプラットフォームを活用し「Fitbit」などの様々なヘルスケアデバイスとのデータ連携を実現してまいりました。本出資により両社の関係性をさらに強化し、Validic経由でさらに多彩なデバイスとの接続を加速させ、「dヘルスケア」アプリの利便性拡大をめざします。そして、お客さまの健康をサポートするドコモの各種サービスにおけるValidicのプラットフォームのさらなる活用について検討をすすめてまいります。

(参考) 「dヘルスケア」アプリについて
dヘルスケア」アプリは、お客さまの日々の歩数や体重をグラフで手軽に管理することができるサービスです。専門家が監修した「日本人に特に足りない栄養素はどっち?」などのクイズや「熱中症に気を付けて!6,000歩」など、健康に関するミッションを達成すると、dポイントが当たる特典もご用意しています。さらに、「Fitbit」「Garmin」などのさまざまなデバイスと連携して、歩数や体重をアプリに記録することができます。これらのサービスは無料でも一部機能をご利用いただくことが可能です。また「dヘルスケア」アプリは、「dアカウント®」をお持ちの方であれば、ドコモ回線をお持ちでないお客さまでもご利用いただくことが可能です。
以上

※記載の社名、商品名は各社の商標または登録商標です。

本件に関するお問い合わせ先

株式会社NTTドコモ・ベンチャーズ
TEL:050-9012-1900