10月22日週のレポート:①『コミュニティマーケティングを自社サービスに取り入れる』 サブスプ勉強会 第3回

②個と組織を強くする「物語」という方法 ~ Narrative Approach

     

==== 2018年10月23日(火) 19:00~21:00 ====

『コミュニティマーケティングを自社サービスに取り入れる』 サブスプ勉強会 第3回

登壇者:株式会社トライバルメディアハウス マーケティングデザイン事業部 ゼネラルマネージャー/チーフコミュニケーションデザイナー 高橋 遼 氏
企画者:プロジェクトエディター 前田考歩 氏
勉強会概要はこちら
※11/8開催の第四回:「サブスクリプションビジネスにおけるコンテンツマーケティング成功の10原則」のお申込みはこちら

今回の勉強会では、コミュニティマーケティングを始めるうえで欠かせない「ファンの見つけ方」や「ファンの育て方」などについて、『熱狂顧客戦略』の著者である高橋遼氏に解説頂き、学んだ内容を元に自社でコミュニティマーケティングに取り組むための仮想演習を行いました!

【講演のポイント】
1. コミュニティが注目される背景
・物を中心とした消費者の考え方からサービスを中心とした消費者の考え方へ移行してきている。
・かつてはマーケティングのポイントは買うまでの動き(認知・興味・比較検討・購入)にあったが、これからの時代は買ってからの動き(再購入・熱狂・熱狂的推奨)にある。=今後は熱狂してくれるファンといかにしてマーケットを作っていくかという点を考える必要がある。
・ファンを味方につけると、ブランドの魅力を伝えてくれる・正しい情報を伝えてくれる・守ってくれる、といういいこと尽くし。

2. コミュニティの作り方と活かし方
・ブランドコミュニティが失敗しがちな理由は以下の通り。
 ▶ユーザーの購買金額と熱量を混同してしまう
 ▶ユーザーがコミュニティ内にずっと滞在し続けてくれるという前提を持ってしまう
 ▶コミュニティのコンテンツに触れれば自動的に参加者の熱量が高まると考えてしまう
 ▶コミュニティ会員の売上向上によるビジネスインパクトを求めてしまう
→コミュニティは目的ではなく、特定のゴールを達成するための手段である。「ユーザーと達成したいこと」と「ブランドのビジネス」を分けて考えることが重要。ブランドコミュニティの重要なポイントはユーザーのコミュニティに参加する意義作りにあり。
・顧客に聞き取り調査を行う際には、「なぜ熱狂したのか」では答えにくいので、「どうして熱狂した」のかを聞く。つまり、HOWを顧客に考えてもらい、WHYをマーケターが考察する。
・大きなコミュニティ作りを目指すのではなく、質が高く一緒に活動できるコミュニティ作り(約100人の熱狂的なファンの集まり)を目指す。ブランドに熱狂してもらうために、本質的な報酬(ミッション・ビジョンへの共感)を大切にする。

>

==== 2018年10月25日(火) 19:00~21:00 ====

個と組織を強くする「物語」という方法 ~ Narrative Approach

登壇者:株式会社編集工学研究所 シニア・コンサルタント 安藤昭子(あんどう あきこ)氏
勉強会概要はこちら
※11/22開催予定の次回・編集工学研究所様の勉強会は11/15に募集開始予定です。

本勉強会では、組織のビジョン構築や理念浸透、ブランディングやマーケティング、個々人のモチベーション・マネジメントにいたるまで、編集工学が取り扱う「物語という方法」を、みなさんと一緒に思考し体験しました!

【講演のポイント】
①「物語」という方法について
・物語とは語りえないものを取り扱う装置である。物語は語りえないものを語ることを可能にし、そのことは創発やイノベーションの生成へとつながる。
・私たちの日常には物語回路が動いている。過去の物語から自身の物語回路を探り、未来の物語を紡ぐことにより、話の説得力が増す。
・物語は母型と5大要素(ワールドモデル・ナレーター・キャラクター・シーン・ストーリー)から成る。
母型の例:「英雄伝説」の型 多くの物語が①セパレーション(分離・旅立ち)、②イニシエーション(通過儀礼)、③リターン(帰還)で成り立っている。この回路をクリックすることにより人の感情を動かすことができる。

②ワークショップ&セッション
・ブラインドスケッチを行い、他者の頭の中を想像するのがいかに難しいか、自分の頭の中を他者に伝えるのがいかに難しいか、体験しました。ポイントは物語の「地の文」(現実的な構造)と「図の文」(表しにくい雰囲気)の両方を意識することとのこと。
・カット編集術を体験し、シーンを組み合わせてストーリーを作ることによって、誰もが物語回路を持っていることを確認しました。誰もが共通に持つ物語回路を活用して話すことが、相手に伝わりやすくするコツだとのこと。

>