3月4日週のレポート:実効力を高めるプロモーションや消費者コミュニケーションの秘訣は“ヒトの思考特性”にあり ~ノーベル経済学賞を何度も受賞した「行動経済理論」を実践の場で使いこなすポイントを実感できる場として

==== 3月7日(木) 19:00~21:00 ====

実効力を高めるプロモーションや消費者コミュニケーションの秘訣は“ヒトの思考特性”にあり ~ノーベル経済学賞を何度も受賞した「行動経済理論」を実践の場で使いこなすポイントを実感できる場として

登壇者:露木 聡(つゆき さとる)氏 ナッジ株式会社 代表取締役

これまで「行動経済理論」の勉強会に複数回登壇頂いている露木氏に、今回は実際の現場で応用していくための活かし方や事例を幅広くご紹介頂き、行動経済理論の応用方法を学ばせて頂きました!

【講演のポイント】
・行動経済学をビジネスに応用する際に9つの観点「MIND SPACE」が参考になる
Messengers(メッセンジャー):口コミ、誰かの媒介、ブランド
Incentives(インセンティブ):動機付け、損失回避性(人は得よりも損の回避に動く)、参照点依存(比較して物事を判断)
Norms(ノームス(規範)):人がやっている事についていきたくなる
Defaults(デフォルト):オプトイン、オプトアウト。メルマガを送るかどうかをクリック。どちらをデフォルトにするか
Salience(顕著性):目新しくて理解し易くてシンプルなものを理解しやすい。人間の脳は賢い脳を節約しやすい
Priming(プライミング):きっかけ。タレントが何かの象徴になる
Affect(感情):好き嫌い。デザインは感情のコントロールに向いている
Commitments(コミットメント):コミットする、約束する。一貫性の原理。変化を好まない
Ego(エゴ):脳は良い事を自分に帰属、悪い事は周りのせいにする傾向がある

・行動経済学を活かした海外の事例や身近な商品サービスに用いられた事例のご紹介。
-利用者への手の消毒を促進するために真実の口を模した構造にしたら手を入れたくなり消毒する人が増えた。
-エスカレーターではなく階段の利用を促進するため、階段をピアノの鍵盤に仕立て歩くと音がでる仕様にした。音が出るのが面白く階段を使う人が増えた。
-ゴミ箱。深い所に落ちていくような音がする。面白いからゴミ箱に捨てるようになった。
-meijiのチョコレート:バレンタインに合わせてパッケージを50種類作りSNS映えと拡散に成功した。
-キットカット:SNSで繋がっている人からバーチャルチョコをもらう。その数に応じてキットカットの色々な種類や詰め合わせをもらえるもの。リアルの店舗で交換してもらう事でネットとリアルの誘導に成功した。
-カルディコーヒーファーム:店舗の前で暖かいコーヒーを振舞う事で、店舗の商品をゆっくり見て回ってもらえる仕組みとして成功した。

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