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  • 2018.9.6
    報道発表資料

    株式会社NTTドコモ
    株式会社NTTドコモ・ベンチャーズ

    省電力HDワイヤレスカメラとAIを用いた病害虫の自動検出実証実験を開始
    ~NTTドコモ・ベンチャーズを通じ、米シリコンバレーロシックス社へ出資~

     株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)は、トマトのハウス栽培圃場(ほじょう)における病害虫の監視業務の 効率化を目的とし、Locix,Inc.(以下、ロシックス社)の省電力HDワイヤレスカメラと、NTTグループのAI「corevo®」を構成する、ドコモのAI技術を活用した画像認識エンジンを組み合わせて、圃場における病害虫の発生数および種別の特定に向けた実証実験を2018年9月下旬に開始いたします。

     具体的には、圃場に設置された粘着トラップで捕獲した病害虫を撮影し、画像認識による精度を検証します。これまでは農家や農業技術支援を行う指導員※1が圃場に赴いて粘着トラップを回収し、病害虫の数と種別 特定をしていましたが、本実証実験では圃場に赴くことなく、遠隔地から病害虫の発生状況を確認することができるソリューションを実現し、今後の監視業務の効率化や収穫量の安定化に貢献します。

     本実証実験の環境を含め、定点観測目的のカメラなどのIoT機器設置においては、固定電源の確保が困難な場合があり、省電力でこれらの機器を長期間稼働させる技術が求められていました。この課題を解決するため、ドコモの100%子会社である株式会社NTTドコモ・ベンチャーズを通じて、米シリコンバレーにある省電力無線技術の開発企業ロシックス社に2018年7月10日(火)に出資いたしました。

     ロシックス社は、省電力、高精度測位可能な無線技術の開発、および、これらの技術を組み込んだ省電力HDワイヤレスカメラなどの関連ソリューションを提供する企業です。ロシックス社が提供しているワイヤレスカメラソリューションは、HDカメラ、ハブ、ロシックスサーバから構成され、カメラ~ハブ間において920MHz帯の無線通信を使うことで画像の送信にかかる電力消費を抑え、バッテリーのみで複数年※2動作することが特徴です。
    また、ロシックスサーバとドコモを含めた他システムが連携することで、今回の実証実験のような取り組みをはじめ、様々なサービスを容易に構築できる仕組みとなっています。

     今後ドコモは、パートナーさまとドコモの研究開発部門・法人営業部門の三位一体のチームが社会や顧客の課題解決を図る取り組み「トップガンTM」のもと、ロシックス社のカメラソリューションを活用することで、農業領域にとどまらず、倉庫管理や、物販、見守りなどの分野へ水平展開し、さまざまなお客さまの課題解決に活用してまいります。

    ※1 「指導員」とは「普及指導員」と「営農指導員」をさします。
    「普及指導員」:農業者に直接接して、農業技術の指導や経営相談に応じることで、農業に関する情報を提供し、農業者の農業技術や経営を向上するための支援を専門とする、国家資格をもった都道府県の職員です。(引用:一般社団法人 全国農業改良普及支援協会
    「営農指導員」:農業経営の技術・経営指導、農畜産物市場の情報提供、新しい作物や技術の導入など、組合員の営農支援のための活動を行っており、その中で、農業の技術・経営や農畜産物販売について農家の相談相手となり、指導を行っているのがJAの営農指導員です。(引用:JAグループ
    ※2 1時間に1枚撮影する環境において、複数年の稼働を想定しております。
    *「トップガン」は、株式会社NTTドコモの商標です。
    *「corevo®」は日本電信電話株式会社の登録商標です。

    別紙1 本実証実験概要
    別紙2 ロシックス社概要

    本件に関するお問い合わせ先

    株式会社NTTドコモ
    イノベーション統括部
    TEL: 03-5156-1083

    株式会社NTTドコモ・ベンチャーズ
    ダオ・舞野
    TEL: 050-9012-1900